プレイオフハジマル。

 今年もよろしくお願いします。またざっくり2ヶ月放ったらかしでよろしくも何もないですが。年も明けていよいよプレイオフ、というところで、しかしショッキングなニュースが。ダレント・ウィリアムズ選手の冥福を祈ります。 


 プレイオフAFCの面子は。

1.SDチャージャーズ 2.BALレイヴンズ 3.INDコルツ 4.NEペイトリオッツ 5.NYジェッツ 6.KCチーフス

 サプライズはNYJですか。攻撃25位、守備20位、カムバック賞のQBチャド・ペニントンも17TD16INTと際立った数字を残したわけではなく、ユルユルのスケジュールにおおいに助けられた感は否めませんが。それでもカーティス・マーティン抜きで二桁勝ったのはたいしたものです。逆サプライズは、PITとDENという、私の予想が外れた2チーム。前王者PITは懸念されたロスリスバーガーのネタQB化がまんまと現実のものとなり、一気にチームが不安定に。DENは前半は守備の頑張りで踏ん張ってたものの、いつまで待っても復調しないジェイク・プラマーの果てしないドン底ぶりに沈没。最後はプラマー諦めて、新人QBカトラーに望み託しましたが、2勝3敗と負け越して星一つ届かず終戦
 SBに向けては。10連勝フィニッシュでホームアドバンテージ獲ったSDについては、QBリヴァースは環境に恵まれすぎている、PO入って厳しい状況に立たされたら危ない、ということを開幕時から言い続けてますが。どうも1年目のロスリスバーガーにダブるものがあります。MVP万能RBトムリンソン、最強TEゲイツという手駒の破壊力は圧倒的で、厳しい状況に立たされることすらなくスイスイ行く可能性もなくはないですけど。ただ、初戦の相手は順当にいけば、当時、無敗だった新人ロスリスバーガーをあっさり喰らってみせたNE。うーん、楽しみ。個人的には、NEの凶悪ディフェンスに追い詰められ、オタオタして口から泡吹くリヴァースを見たいという、サディスティックな願望を抱いてます。
 私のシーズン前の本命BALは、15勝1敗とまではいきませんでしたが、13勝3敗の堂々たる成績で1回戦パス。やはりマクネアの偉大さ、というよりボウラーのヘッポコさを見くびってはいけなかったということだと思います。まともなQBさえ来ればこれくらい勝てるチームだったんです。あの3年間をBALフロントは三井寿ばりに後悔するがいい。守備は当然のようにリーグ1位。攻撃はRBルイスが今年もいまいちもっさりしてて迫力には欠けますが、平均失点12点台なので、TD1つ+FG2本取れば勝てる計算。というか、10点くらいは守備の力だけでもぎ取れそうな気がするので、オフェンスはFG1本取ればいい。それくらいなら大丈夫でしょう。当然、このプレイオフでも引き続き本命です。
 対抗もNEを据え置き。新人RBマローニの台頭で、昨季スランプだったディロンに過度の負担をかけず、かつうっかり王フォークに頼らずとも地上戦を戦える目処が立ったのが助かりました。WRを多く失いながらも数字を落とさないQBブレイディも流石。懸案だったDBもSハリソンの復帰と10INTとCBサミュエルの調子の乗りぶりで穴が埋まってますし、鬼の勝負強さであっさりスーパーボウルまで行っても何の不思議もありません。個人的には、調子に乗り過ぎたCBサミュエルがボッコボコにやられる姿も見たい気しますけど。あまり負ける姿の思い浮かばないチームですが、負けるとしたら地上戦を封じられてブレイディが無理投げしようとするもヘッポコWRが空かずドボンというパターンか。あるいは、勝負強さの権化だったKヴィナティエリの不在を嘆くような展開になったりしますか。
 そのKヴィナティエリのいるIND。RBエジェリン・ジェイムズの穴に、リーグ最下位の底抜けラン守備の二重苦でかなり苦労したシーズンでしたが、苦労してここまできたからこそ逆に怖い気もしないではない。ただ、今回のプレイオフは、はQBマニングが苦手な3-4守備をもつチーム揃い。ラン守備リーグ最下位という分かり易過ぎる弱点も見逃してもらえるわけもないですし、またハゲ散らかして終わりかもしれません。

 予想は、◎BAL…35%、○NE…30%、△SD…20%、×IND…10%、無印NYJ、KC…併せて5%、といった感じ。SDの低さは上記のドS願望込み。老獪なNEを力ずくでねじ伏せる馬力を備えてるチームで、NEにとってやりやすい相手ではないはずなので、NE、SDはトントンくらいが妥当かもしれません。そういえば、タナボタKCに触れてませんでしたが。まさかまさかの展開でのプレイオフ進出で運はありそうですが、QBグリーンはPOで勝てるQBではないと思ってます。どうせならQBヒュアードの方がこの運気にも乗れそうで、まだ面白かったんですが。

 NFCの分は明日にでも。