スーパーボウル予想。

 いつもはプレビュウ書いたりしてるんですが、今年は簡単に。

 予想としては、一番ベタなのは3点差でのIND勝利。もちろん最後はアダム・ヴィナティエリのサヨナラ決勝FGです。さすがにもうしつこい気もしますが。
 昨年のようにビッグプレイ一発で均衡破れるパターンというのは、どうでしょう。両HCとも守備畑出身でトリックプレイなど好むタイプではないですが、QBはどちらも一発あります。一発あるというか一発しかないグロスマンのCHIとしては、有望な展開か。INDとしては一発頼みよりも厚みで押していくべき。
 大差がついてしまうパターン。今年のプレイオフはここまで接戦続きで盛り上がりましたが、最後で台無しというのもある話。大差つく展開となれば、攻撃のINDかというと必ずしもそんなことなく、むしろCHIもある気がします。攻め合いなら攻撃型、接戦なら守備型が有利とか言われますが、過去のSBでも意外と守のチームの方が圧勝したりするものですから。OAKをこっぱみじんに粉砕したTBとか、あまりの圧勝ぶりで見てて途中で寝てしまったBALとか。これはCHIの奪TO力の高い守備と、デヴィン・ヘスターの破壊力溢れるリターンがどこまで威力を発揮できるか次第。INDは、このプレイオフ絶好調のラン守備がCHIのラン攻撃を完封して、あとはグロスマンのやけ投げさえ気をつけておけば、普通に圧勝してしまう危険性も。圧勝しないでください。
 INDで、カギ握るのはTEダラス・クラークですかね。プレイオフに入ってQBマニングの調子が上がってこない中で、それでも困った時に何とかしてたのがクラーク。見た目がヒゲの割りにスピードがあり、ビッグプレイ能力が高いので、一発で局面を打開してきます。この厄介なヒゲを、無類の守備範囲を誇るLBアーラッカが封じることができるかどうかが勝負を左右しそうな気がします。あ、ランを抑えるとかは前提条件です。ジョセフ・アダイあたりに走られるてるようでは、守備のチームとは言えませんから。IND守備でのカギは、DB陣のタックルのキレ。果敢さを通り越してる凶暴な突進をこの大舞台でも見せられるか。ニック・ハーパーはケガで微妙らしいですが。ベセアという新人Sの動きがよく目につくので注目してます。
 CHIでは、上述のヘスターと、あとはKのロビー・グールド、Pブラッド・メイナード、まあ、要するにスペシャルチーム全般。トータルの戦力では劣勢なだけに、スペシャルチームでのつまらないミス一つが致命傷になりえます。そういう試合の崩し方だけはしないようにしてください。ガックリしますから。あとはもちろんグロスマン。ガックリさせるなよ。