前半を振り返ったり。 (3)

 今日、駒場でピッチリポートする曽根アナ見ました。デカかったです。あとメガネでした。

NFC東:1.NYG(5-2) 2.DAL(4-3) 3.PHI(4-4) 4.WAS(2-5)

 混戦のNFC東ですが、首位で折り返したのはNYG。同地区ライバル相手に3勝負けなしというのは大きい。数字見ると、ランパス攻守4部門いずれも20位以下なしという好バランス。そのわりにどこか危なっかしいものを感じますが。反則しだすと立て続けにしたりするバカっぽさのせいか、今年もここまで8INTとINT多めなマニング弟のせいか。ここまでリーディングラッシャと絶好調のRBチキ・バーバーは、今季で引退決意してるとか。なんとももったない話ですが、昨季のベティス引退に華を添えたPITのように、NYGも行ったりするでしょうか。そんなキャラじゃないか。
 開幕前からT.O爆弾炸裂でゴタゴタ、シーズン入っても勝ったり負けたり、強いんだか弱いんだかよく分からなかったDAL。このまま、ずーっと大波小波に揺られて最後まで勝ったり負けたりでいくのかと思ってたら、ここにきてQBブレッドソー斬りという最終手段に踏み切って勝負かけてきました。まあ、それしかないでしょう。今さらT.O切ってもしょうがないですから。とにかく、このブレッドソー斬りがうまく起爆剤として働くかどうかが、この地区の趨勢を大きく左右しそうです。火に油注いだだけだったりするかもしれませんが。
 4勝1敗と好スタート切りながら、ここにきて3連敗と急失速のPHI。どうにも接戦を勝ち切れない、リードしても踏ん張り切れない。T.Oを切ってもマクナブ中心にまとまったオフェンスはリーグ1位と数字は残してるんですが、そのわりにボールポゼッションがリーグ31位というのが問題。SBまで到達した成熟期、T.Oとの冷戦状態が続いた倦怠期を経たチームが、いよいよ老年期に突入してしまい、足腰弱ってきてしまった感じです。ジム・ジョンソンおじいちゃんもそろそろ年でしょう。WASは、心配してた攻撃ではなく、頼みの守備がリーグ26位と低迷。今後も骨っぽい相手が続くので厳しめですが、昨季のように終盤にかけての連勝ありますか。ブルネル→モスの一発あるので、対戦相手としては油断ならないチーム。

NFC北:1.CHI(7-0) 2.MIN(4-3) 3.GB(3-4) 4.DET(1-6)

 CHI独走。覚醒すると全プレイに出没する支配力を発揮するLBアーラッカ擁するリーグ1位の守備はもちろん、お坊ちゃんQBグロスマン率いる攻撃も得点1位とCHIとは思えない数字残して絶好調。ただ、Week4のSEA以外はかなりちょろい相手ばかりだったので、この数字は割り引き必要かも。そのSEAもだいぶアレですし。この後もスケジュールはちょろめで、ひょっとしたらパーフェクト狙えるんじゃないかというくらい。そんな偉業達成するほどのチームかというと微妙ですが、ホームアドバンテージはほぼ堅い。Week10のNYG、Week12のNEがプレイオフでどれくらいやれるかの試金石です。
 突っ走るCHIの影で地味に結構勝ってるMIN。CAR、SEAにも勝ってるし。QBがブラッド・ジョンソンでは今後も万が一にも爆発することはないですが、リーグ2位のラン守備と良い買い物だったLGハッチンソン中心のラン攻撃でコツコツとロースコア試合をものにしていければ、ひょっとすればWCの芽もなくはない、こともない。
 いきなり開幕戦でCHIに完封負けという最悪のスタート切ったGB。今年も苦しいことは苦しいですが、QBファーヴは10TD、5INTでQBレート80ちょいでWRの陣容考えればまずまずですし、昨季に比べれば下げ止まり感も。昨季のリーグ1位からダントツ最下位へというブラックマンデーな急降下見せたパス守備などもありますが。とにかく、ここまで1勝3敗というちょっと前までなら信じられないホームでの弱さをどうにかしないと。少し期待してたDETですが、今年もダメみたいです。マイク・マーツOCのもとQBキトナが投げまくるパス攻撃はリーグ5位と健闘してますが、得点は伸びず。