前半を振り返ったり。

 また何となく2週空いてしまいましたが。今週はBALが圧勝するの見れたおかげで気が向いたので更新。マクネアがパスにスクランブルにと活躍してましたし、さらにサム・クックとかいう歴史も生物も科学もフランス語も未履修っぽい新人パンターの好パントで2y地点まで押し込んでおいて、INTリターンTDでトドメと。攻撃守備スペシャルチームの見事な噛み合いぶり。よしよし。
 ちょうどWeek8まで終わって折り返し地点に差し掛かってきたところですので、前半戦の動向を振り返ってみます。とりあえずAFCの2地区。NFC西まで到達しなそうな気もしないではないですけど。

  • AFC東:1.NE(6-1) 2.NYJ(4-4) 3.BUF(2-5) 4.MIA(1-6)

 攻守ともに堅調なNEが独走。WR不足でのパス攻撃低下を心配してたんですが。コールドウェルだのゲイブリエルだのどっかからかき集めてきた馬の骨レシーバにもブンブン投げ分けまくるQBブレイディは、やはり鬼。新人RBマローニはなかなか使えますし、昨季大スランプのディロンも復調気配でラン攻撃も好調。追ってくるチームもないですし、地区優勝はすでに当確でしょう。そこから先を狙うには、今年はKがアレで接戦に不安ありますので、もう一つ飛び道具欲しいところですが。ちょいちょい無駄な落球見せるTEワトソンに頼るようでは厳しいんでないかと。
 ここまで5割と意外に頑張ってるNYJ。攻撃24位、守備29位で、勝った相手がTEN、BUF、MIA、DETというのは何ですが。とはいえ、負けた試合もNEに7点差、INDに3点差と僅差で、ハーマン・エドワーズが去ってもしぶといチームカラーは残ってるみたいです。今後の試合も、HOU、GB、BUF、MIA、OAKといった低調チームがたっぷり残ってますので、8勝くらいするかもしれません。ペニントンが生きてれば。
 BUFは今年もダメ。QBロスマンは半歩くらいは成長してるみたいですけど。驚いたのはMIAのダメっぷり。というか、おそるべしカルペッパさん&マイク村木。この2人が毒なのは知ってましたが、もっと遅効性タイプの毒かと思ってました。最初は良いんだけど徐々に歯車が狂いだして気づいたら手遅れという。即死じゃないですか。2人が揃ったことで悪い化学反応でも起こしたみたいです。これで、せっかく昨季足がかりをつかんだと思ったのに、また再建はゼロからやり直し。言わんこっちゃない。

  • AFC北:1.BAL(5-2) 2.CIN(4-3) 3.PIT(2-5) 4.CLE(2-5)

 BAL首位。よしよし。開幕4連勝の後、連敗して、なおかつWeek6でQBマクネアが脳震盪でボウラー出てきたと聞いた時にはこのまま転落してくかと思いましたが。Week7がちょうどお休みだったのは幸い。その間にジム・ファッセルOCの首切り飛ばして体勢立て直すのに成功しました。マクネアの数字自体は鯔と大差ないですが、やはり数字に表れないチームを勝たせる力が魚類とは違います。今後もCIN、PITとの同地区対決が丸々残ってるなどスケジュールは楽ではないですが、平均66yというリーグ1位のラン守備あれば乗り切れるはず。
 こちらも開幕3連勝と好スタートきったCINですが、やはりタフなスケジュールに苦しんで星伸ばし切れず。ここ3試合はいずれも3点差以内のゲームで1勝2敗。そしてこの後の3試合はBAL、SD、NO。キツキツです。昨季の躍進の原動力だったTOレシオは+5で8位と今年も悪くないですが。
 思いのほか、思いのほかなのがSB覇者PIT。SB敗者が翌年転落するというのはよく聞く話ですけど、今年は勝者まで落っこちてきちゃいました。ただ、SBの敗者が転落するというのは、サラリーキャップによる戦力流出とモチヴェーションの低下が理由。とするならば、「ベティスのために」と言ってSB勝ったPITだって両方当てはまるわけですから。この転落は必然ですか。同じようなチームカラーのTBなども、SB勝った翌年転落してましたし。勝っても勝っても転落しないNEが異常だっただけで。まあ、QBロスリスバーガのネタQB化が全てという気もしないではないですが。CLEは今年も定位置キープ。今年はちゃんと試合に出てるTEウィンズロー息子は、ここまでTEではリーグトップの40キャッチと頑張ってます。