NFCまとめ。

地区優勝:NYG、CHI、ATL、SEA
ワイルドカード:PHI、ARI

 CHI、SEAは堅いと思いますが、それ以外は自信なし。強さと脆さが同居してるようなチームが多くなってしまいました。スーパーボウル進出予想ですが、2年連続出てくるような貪欲なチームではないSEA、負の血統書付きのマニング弟のNYGはなし。本命は◎ATL。マイケル・ヴィックのパスが進歩しない限り無理という批判も聞こえてきそうですが。ヴィックも昨年までは批判を見返そうとなんとか頑張ってパスを通そうとして、結局通せてなかったわけですけど、。今週のATL@NO戦など見ると、今年はもう開き直ってしまって、パスに見切りをつけるタイミングが早くなってさっさとスクランブルに出てるように見えます。もうそれでいいんじゃないですか。Week3まででリーグ12位の232yラッシュ、エジェリン・ジェイムズよりもチキ・バーバーよりも走ってるQBとか並のタレントではないのですから、普通とは違う方法で頂点目指したらいいのです。当然、ケガするリスクは高まりますが、壊れたらそれまでというだけです。目指せリーディングラッシャー。
 対抗は○CHI。堅いディフェンスに加えて、QBレックス・グロスマンがここまでQBレート100超える活躍ぶりでへっぽこオフェンスまで好調で3連勝。問題はこのオフェンスの調子がいつまで続くかですが。グロスマンとか調子が良ければ良いほど、肝心なところで壊れる前フリのように見えて仕方ないです。
 それ以外で注目は、こちらもまさかの3連勝のNOですか。新QBドリュー・ブリーズのRB投げまくりアタックが効いてるとかありますが、それ以上に目に見えるくらいはっきりとした勢いがあります。Week3のホーム初戦で相手のATLが完全に呑まれてしまってましたが、復興を目指すニューオリンズということでアメリカ中が味方についてる状態で、対戦相手としては完全に悪役扱いで実にやりにくい。あのしょぼい人工芝も慣れないアウェイチームには効きそう(見ててヴィックやウォリック・ダンがボール持つたびに引っ掛かってケガするんじゃないかとヒヤヒヤしましたもの)で、ホームではかなり強そう。これでプレイオフに出ようものなら、ますます相手チームには「空気読め」という圧力かかりそうで、恐い存在になります。▲NO。
 スーパーボウルは、BALvsATL。スティーヴ・マクネアvsマイケル・ヴィックという新旧アスリートQB対決となったが、ここに来るまで1500yくらい走ってきたであろうヴィックは既にボロボロ。あえなくBALの獰猛ディフェンスの餌食となり、TOを連発。好フィールドポジションからBALはコツコツ点を重ねて圧勝。20−3でBAL優勝。