Week2:PIT@JAX,KC@DEN

 2試合分まとめて。まとめても24点しか入ってない、しかもTDゼロで全部FGという、序盤に見せるには渋すぎる試合。しかし、PIT@JACがロースコアになるのはともかく(それにしてもPITが完封されるとは思いませんでしたが)、KC@DENなんてあわせて80点くらい入るバカ試合になるかと思ってたのですけど。KCはずい分守備良くなりました。


 盲腸から復帰。しかし、この日は40度の熱があったらしい。何をしていますか。プレイの方は、JAXのDLの厳しいプレッシャを受け続けながらも、そうフラフラすることもなくしっかりやってたように思います。まあ、WRが頼りなかったこともあってQBレートは40切ってますけど。

 ウォードのケガとロスリスバーガーの盲腸とで、キャンプではほとんど合わせることができなかったという不安がモロに出て、全く呼吸合わず。ウォード自身もキレなく、表情も冴えなかったです。ウォードが不調となると、2番手がセドリック・ウィルソンというPITのWR陣は一気にしょぼくなるだけに心配。

  • サントニオ・ホームズ (PIT/WR)

 今週もあいかわらず危なっかしいリターナぶり。近いうちに何かやらかしますよこれ。

 実に美しく豪快な投球フォームで、巨漢揃いのレシーバ達に高いところから高いところへズバンと投げこむパス攻撃は迫力満点。フォームが美しすぎて小回りには欠けますが。スクランブルの際の走りっぷりもノッシノッシと音が聞こえてくるようです。ホント鈍足。

  • ジー・ウィリアムズ (JAX/WR)

 過去2年は期待ハズレに終わったドラ1WRですが、ジミー・スミス引退が良い方向に働いたのか、この日は8キャッチ95yとエースらしい働きぶり。WRマット・ジョーンズとともにこのままブレイクするようだと面白い。

  • ジェイク・プラマー (DEN/QB)

 「今日は調子悪くてオーラがない」と解説の宍戸氏。「まあ、先週からですけどプ」、追い討ちをかける福原アナ。福原アナは「ていたらく」て言い過ぎです。一応、4Qからの逆転勝ちではありましたが、これでジョー・モンタナ2世とか言ったらぶん殴られるような覇気のないプレイぶりで、地元開幕戦だというのにファンからブーブー言われる始末。これは今年限りの命ですか。

  • ジェヴォン・ウォーカー (DEN/WR)

 CBタイ・ロウにマークされながらも、勝負を決めるキャッチをしてみせる。だてにGBでエース張っていながら、「ファーヴの最後を飾ろうぜ」という空気を読まずにさっさと逃げてきたわけではないです。アシュリー・レリーとは格が違う。

  • マイク・ベル (DEN/RB)

 ドラフト外新人の方のベル2号。ちょこまかとしたステップで小気味いいラン見せてました。ただ、ベル1号とタイプも体型も似たようなもので、使い分けという点では微妙なデュオ。パワーランの得意なRBも一人欲しいところ。

  • トニー・シェフラー (DEN/TE)

 ドラ2の新人TEですが、集中力いまいちで頼りない。プレビュウでも触れようかちょっと迷った末に「ま、いいか別に」とスルーした程度のTEジェブ・プツィアの移籍の穴をこんなに大きく感じるようではマズいです。

  • デイモン・ヒュアード (KC/QB)

 脳震盪でいったトレント・グリーンの代役。17/23成功、INTゼロとベテランらしく試合を壊すことはありませんでしたが、投げたのはもっぱらショートパスばかりでTDもゼロと、試合を決めることもできず。まあ、まさにグリーンの代役らしい無難な出来。ただ、無難なだけでは近いうちにボロが出ます。

  • ラリー・ジョンソン (KC/RB)

 OLの老朽化で心配されましたが序盤からランにパスレシーヴに奮闘、この日のKCの獲得yの6割を一人で叩き出してました。ただ、試合が進むにつれて、OLとともに急失速した感も。