2005シーズン@タカクさん(1)AFC

 あいかわらず、もたもたしてる私を置き去りに神速で書き上げていただいた、タカクさんのNFLプレビュウ。まずはAFC編をずずっと大公開。今年は、採点&俳句までついてますますグレードアップ。採点はGAZZETTA式に6.0が基準だそうです。じっくりご覧あれ。

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さて、今年もやってまいりました、この季節。
今回は俳句&採点方式を採用しています。俳句って。
スケジュール見ないで書いたので、勝敗はなし。
採点も基準が極めてアバウトなため、印象論に終始すると思います。
それでは、まずはAFCから。はりきっていきましょう!


AFC東◆


■MIA人間更正所

辞めるなら 払ってもらおう 残サラリー

OF:5.5
「てめえ、こら、辞めてえってのか、ええ、おい?なら、お前今までうちが払うてたもん返してや、それとも臓器でも売るか?」と非常に親身な説得を受けて、失踪していたRBリッキーが復帰。平然と戻って来れる面の皮の厚さを計ったら、あのチリ人妻を抜いてアメリカ大陸一位だったという。ともかく、今シーズンはランについては目処がつきました(新人のロニー・ブラウンで)。まあ31位よりは上行くんじゃないでしょうか。しかし、QBにファーロットの名前があるんですが、こいつ確かTD後にポールのところにヘッドバッドして首故障した奴だったような。そんな正QBって。

DF:5.0
ジリ貧のOFEを支えきれず、昨年はそこそこの成績だったDEF。脆弱なランDFを何とかパスDFでカバー。ランDF31位、トータル8位ってどういうことですか。今年はその強固なパスDFも崩壊の予感。DBからナイト、サーティンという二人の要が流出。さっぱりランを止められなかったのですが、LB&ラインは二人交代しただけ。今年もしおしおっぽいです。

TOTAL:5.0
コーチは新人のニック・セイバン。誰だ。大学出でいきなり成功は難しい気がします。なので、今年はリッキーの心のケアに集中してあげてください。今年はKウェルカーは見れるんでしょうか。マーレイ故障しろ。


■BUFビルズ

駄目ならば いっそトリック やってみよう

OFE:5.0
腐りつつあったブレッドソー放出、QBはロスマンに固定となりました。J.P.ロスマンって。J.Pってなんだよ。RBもヘンリーを出して、マクゲイヒー。二人とも変な名前。ぱちぱちぱちぱち。拍手、なのか。とりあえず、「2年目で簡単に成功できるほどこのリーグは甘くねえんだよ、修行して来い!」とレイ・ルイスあたりに怒鳴られないようにしてください。まあWRはそこそこいるんで、全然すすまねーってことはないと思いますけど。トータル25位の昨年並み。ムラーキートリックによって大きく順序を変えます。

DEF:7.5
ラン7位、パス3位、トータル2位の鬼DF。OL、LB、DBともに戦力の流出はなく、DBにいたっては、クレメント、ミロイに加えて、ヴィンセントもいます。こりゃ強い。LBも反則急の面子。しかし、こうもDFばかり強くてOFがしおしおってのは、なんか去年の同地区緑色チームを思い出すんですけど。ともかく、今年は去年以上に止めまくってくださーい。

TOTAL:6.0
2年目のムラーキー、なぜか去年はDFが強かったです。緊張していたんでしょうか。適度に慣れ始めた今年は、去年後半から出し始めたムラーキートリック炸裂か。QBも色のついた旧式から、真っ白なのに変えたことですし。さあ、踊れ。最高のショーを見せてくれ!まあ、最後までプレイオフ戦線には絡むでしょう。きっと。



■王朝

両腕を もがれてもなお チャンピオン

OF:7.0
今年も健在、現世界QB級チャンピオン・ブレイディ。彼がいる限り、大崩れは心配ありません。RBもカットバックの鬼・ディロンが切れまくっております。WRパッテンが抜けましたが、代わりにカミカゼドワイトを獲得。センターラインは確保しました。ただ、OFの最大の問題点はOCのワイズが抜けたこと。ブレイディへの負担が増大することが予想されますが、そこは現世界1位。これくらいのピンチは切り抜けてもらわなければ。もしもの時には、ミラクル・フルーティーの出陣となります。それはそれで楽しみ。

DF:7.5
ほぼ、去年と同じ面子。LBテッド・ジョンソンの移籍、NEの魂LBブルースキがリハビリ中であることは痛いには痛いのですが、そこはNE。しっかりとチャド・ブラウンを補強。各ポジションに精鋭を揃え、ユニットとしての完成度はピカ1。今年も相手QBを脳死させることでしょう。焦点は、ヤード出されても点取られない、誰が出ても崩れない、という去年の高水準を維持できるかどうか。ここでもDCのクレネルが抜けてしまったことが、どう影響するかが見ものです。・・・・あれ?CBにチャド・スットコがいる。ベリチックの策・・・・なのか?

TOTAL:8.5
「NEトリプレッツ」の両輪が抜け、今年は勝負の年になるベリチック。要するに、OF、DFの評価をトータルの評価がぶっちぎるという稀有なチームスタイルを今年も維持できるか、ということです。チームとしての強さといえば簡単ですが、それを実際に見せるのは、去年見せたあの要所での異常なまでの勝負強さ。あれを今年も見せ付けられれば、磐石でしょう。なお、最右翼。いまだ、最強。かっこいい。


■NYJ

傷が癒え 今年もやります 泥仕合

OF:6.0
昨年どんなシーズンだったか全く思い出せないので、調べてみたらプレイオフ出てました。しかも1回勝ってる。うそ。そういや、そうだった。今年のOFもペニントン&マーティンのコンビでしぶとく進むのでしょう。WRをモス別人からラヴェニアス・コールズに変えたところで何の意味があるのか。Cマワエがいる限り大崩れはしないでしょうが、怪我だけはペニントンが気をつける必要があります。なんせ控えはフィードラー。鳴かず飛ばずのフィードラー。

DF:6.5
しぶとく勝ちを拾うためには、DFが頑張らなきゃいけません。しかし、要のCBエイブラハムが引退。タイ・ロウが加入したとはいえ、正直厳しいです。ここは一発、どうでしょう、カーティス・マーティンにDFもやらせるというのは。多分、そこそこ働くはずです。

TOTAL:6.5
昨シーズンは下馬評を覆しというか、MIAとBUFが勝手にこけてくれたので、棚ぼた。今年もうまくいくでしょうか。まあこの戦力でうまくやってるハーマン・エドワーズは賞賛に値すると思いますが。スペシャルは去年大恥をかいたKブライエンを放出。まあ、やむなし。今年もプレイオフには絡んでくるでしょう。


1.現チャンピオン 鉄板
2.BUFビルズ 消去法の2位。ロスマンの頑張り次第でしょうか。
3.NYJ 耐えて忍んでわきまえて
4.MIAお笑い劇場 なんか扱いがインテル並になってきてる。



AFC北◆


■BALレイヴンズ

犯罪者 フィールド上では 合法です

OF:6.0
売買マニアのRBジャマールも戻ってきた事で、ランは磐石。「もう売買はBYEBYEさ」と陽気に笑ってます。懸案のWRにはメイソンが加入。これでTEヒープ以外にもターゲットができました。しかし、問題はQB。あのカイル・ボウラー。昨年は多少進歩したようですが、3歩進んで3歩下がるといったような低調なパフォーマンス。足に自信があるらしいのですが、泡食って逃げてるようにしか見えません。ボウラー永平寺で平常心を学ぶ事をおすすめします。

DF:7.5
痛すぎるLBボウルウェアの移籍。いくらレイ・犯罪者・ルイスがいるとは言え、昨年以上に厳しいのでは。DBは違う意味で面白い。控えにデイル・カーターとディオン・サンダースって。お達者クラブですか。まだやってたんですね。どちらもベテランという称号には程遠い選手だとは思いますけど。ニッケルシチュエーションで無理にINT狙って大穴開ける様が目に見えるよう。

TOTAL:7.0
強固なDFと確実に進むラン。これだけ見ればスーパーまで行ってもおかしくなさそうですが(実際一昨年のCARとチームスタイルが酷似)、いかんせんQBボウラー。デロウムとの違いはここ一番での開き直りか。ボウラーもカードで金かけたりして遊んだほうがいいです。ジャマールとレイの両ルイスに巻き上げられるだけと思いますが。コーチとスペシャルチームはよくわからん。プレイオフいきます。


■CINベンガルズ

2年目で 開花するのか しおれるか

OF:6.0
我慢して使いつづけた甲斐もあって、QBパーマーには目処がつきそう。先発2年目、もう言い訳はできません。RBルディ・ジョンソン、WRチャド・ジョンソン(ていうか、おまえらジョンソン多過ぎ)など駒は揃っていますので、うまく使いこなせば、というところ。駄目だったらキトナにさっさと代われ。

DF:5.0
さて、問題なのはこっち。去年はトータル21位と、八塚アナウンサーでなくても「うーん」と小さく唸ってしまう所。ドラフトで補強したようですが、現在不登校中のようです。DBもなんだか低調。昨年並みのユニットか。

TOTAL:6.0
あの負け犬チームを2年連続で負け越させてないのだから、マーヴィン・ルイスは大した者。ところが、手元のタッチダウンプロの開幕特集号では「スミス氏は就任3年目」と表記。誰だ。黒人だからスミス、コギャルだから馬鹿という風潮には声を大にして反論したい。ただ、爆発的な攻撃力がない分、もうちょっと守備が頑張らなければ厳しいんじゃないでしょーか。スペシャルチームにサプライズがあれば面白いかも。


■CLEブラウンズ

ディルファーと ガルシアの何が どう違う

OF:5.0
昨年の先発QBガルシアを放出し、元スーパー優勝QBディルファーを獲得。・・・・えー、あれはなんというか、F1カーに乗って青梅マラソン制覇したようなものですから。大崩れはしないと思いますが、ちょぼちょぼでしょう。RB、WRも小粒。さらに、ここでも新人が不登校。ゆとりと甘やかしを履き違えるから、こういう結果になるのです。

DF:5.0
昨年はラン32位。見事な数字です。そりゃ負けるわ。怒り狂った首脳陣は、フロント7を大幅に入れ替えた模様です。とりあえずランを止めることが出来なければ、好ランナーが揃うこの地区ではちんちんにされるでしょう。パスはその後な、その後。

TOTAL:5.0
何も光明が見出せません。せいぜい順位を下げて、いいドラフトピックを手に入れてもらいたいものです。クリーブランドってバスケといい、野球といい、ぱっとしねえなあ。仙台あたりに移転でもすれば。


■PIT鉄の男たち

確実に 字余りになるよ ロスリスバーガー

OF:7.0
去年はシンデレラになったQBロスリスバーガー。プレイオフでNEにレイプされましたが、それを除けば最高のシーズンだったのでは。2年目のジンクスが心配されますが、ラン偏重のOFで大崩れはしないはず。今年も成長してください。RBはステイリーと短距離運行バスに仕様を変えたベティスがいるので、磐石。WRはバレスが抜けましたが、あの脆弱な精神面が与えるチームへの悪影響を考えると、むしろプラスではないでしょうか。ランドルエルサーカスを見る機会も増えそうですし。

DF:8.0
去年1位のDFは健在。INDのえげつない攻撃を止められる数少ないユニットです。LBを中心として、すきがありません。多少心もとないのはDBか。しかし、懸案のCBチャド・スットコ先生がなぜかNEに拾われたのです。書置きにはこう書いてありました。「ポラマルの髪が怖かったのです」。合掌。去年の恐怖のDFは再び。

TOTAL:7.5
崩れない守備、堅実なOF。昨シーズンがフロックでないことを証明しなければなりません。成長したゴスロリバーガーがどれだけ成長を見せられるか。それによって、去年子ども扱いされたNEと闘えるかどうかが決まります。カウアーも、リングを土産に勇退、といきたいところでしょうが、いかに。


1.PIT鉄っちゃん 少なくともプレイオフ
2.BALレイヴンズ 今年の犯罪者はIT詐欺の知能犯
3.CINベンガルズ パーマーってなんだか冴えねえ名前だな。レイ・パーラーを思い出すからか
4.CLEドアマット 寝ててください



AFC南◆

■HOUテキサンズ

地味だけど 脱いだらやっぱり それなりよ

OF:5.5
今年もQBデイヴィッド・カーの虐殺ショーかと思いきや、なんと去年は結構やったらしいじゃないですか。OFはトータルで19位。よくもありませんが、今までを考えれば。WRアンドレ・ジョンソンなどわりとそろった駒で、今年は躍進できるのではないでしょうか。おそらく過去3年最多のサックを食らったカーも、昨年までのようなことはないでしょう。問題は、これでマゾ心を失ったカーがやる気をなくしてしまわないか、ということ。好調を保つために、ヒューストンの秘密クラブにでも通うことが必要か。何の心配をしている。

DF:5.0
トータル23位はちょっと厳しい。面子もなんだか冴えません。急激なジャンプアップは難しいでしょう。ヒューストンという土地柄から連想されるものといえば、宇宙基地。ここはいっそのこと、NASA発射見合わせDFというのはどうでしょうか。つまり、ロケットの発射を直前で取りやめさせるような強いDFということですが、あまりにも字面だけで考えたため、内容に関しては何もわかりません。がんばれ。

TOTAL:5.5
チーム創設4年目。昨年はようやく五分まで星を戻しました。ケイパースHCが言うとおり、プレーオフへの挑戦となるわけですが、果たしてうまくいくかどうか。JACジャガーズとどれくらい闘えるかが焦点です。駄目だったら、カーのマゾ心に火がつき、絶頂へと。


■TEN宗教集団

集まった ガラクタたちが 夢の跡

OF:5.5
マクネア先生の負傷もあり、昨年は低調。といっても11位ですが、再建にはやはりマクネア御大の復活が必要でしょうか。それにはランでの助けも当然必要。RBにはクリス・ブラウンに続いてBUFからヘンリー、更には魂から既にゾンビになりつつあるエディ・ジョージを召還。WRに駒がいませんが、このチームに必要なのはなんかもう人知を超えた力なのです。年で衰えたとか、そういうことは問題ではないのです。偉大な霊能者フィッシャーの下へ集え!亡霊たちよ!

DF:5.0
結局去年負けが込んだのは、DFのせい。特にラン。去年1位だったのに、なぜ18位まで落ちるか。知るかそんなもん。しかし、ここも問題はありません。偉大なる(以下略)。あ、CBにベッカムがいる。

TOTAL:5.0
尊氏フィッシャーの神通力も尽き果てたか。今年で宗教法人の代表を降りなければいけないかもしれません。しかし、去年のあの惨憺たる成績から急なジャンプアップは望むべくもなく。やはりあのスーパーボウルがピークだったのでしょうか。フロントは早急な決断を。


JACジャガーズ

ああいやだ 何も言うこと 見つからない

OF:5.5
あー、もう。よくわからん。QBレフトウィッチ。黒人&巨漢というアビリティから見ると、今にもポケットから走り出しそうですが、なぜか正統派パサー。スクランブル苦手。今年も修行の年となりそうです。ターゲットはWR地味スミスのみ。そうなると頼りはRBフレッド・テイラーとなります。ミスター隔年の彼もいよいよキャリア晩年。今年は働く年なんでしょうか。トータルでは21位の昨年並ですかね。

DF:6.0
あんまりOFも進まなそうなので、上位進出はDF次第でしょうか。しかし、これでもかと並ぶ地味な面子で、父さん困っちゃったな。11位ですか、なかなかやりますね。くらいしかコメントがない。ここで困った時の御当地ネタなのですが、いかんせんジャクソンヴィル。どこなんだジャクソンヴィルジャクソンヴィルのくせにジャクソン少ない。ジャクソン5の末弟の行く末はいかに。(ネヴァーランド)

TOTAL:5.5
うーん、地力は徐々に増しているんでしょうけど。いかんせん、地味。ブルネル時代を超えるのはもう少しかかりそうです。じゃあ、ここでアメリカンジョークを一つ。いや、ない。そんなネタない。適当に勝ってそれなりに負けるんじゃないですか(ガクトの歌詞で爆笑しながら)。


■IND爆撃機

イーライに オフに言われた 「ペイトン氏」

OF:9.0
さて、アメフト界の花田兄弟の兄、薄毛ペイトン・マニングが率いる無差別絨毯爆撃は今年も繰り広げられそうです。おそらくトリプレッツ最後の年となる今年。思う存分撃ちまくってください。ストークリーという小型爆撃機が故障中&ポラード空母が移籍のようですが、問題ないでしょう。あんまり言うことはありません。さあ、片道燃料で特攻!鬼畜米英(NE)に目に物みせてやれ!

DF:5.5
問題はこっち。コーチの仏像が毎年躍起になって補強してますが、あんまり効果出てません。だからDFの問題じゃなくて、ぽんぽん点取りすぎるからだって気づけって何回(以下略)。今年も鬼のようにドラフトで指名。1人使えりゃいいほうでしょう。DEフリーニーも怪我のようであんまり期待はできません。もうここの守備とかどうでもいいんです。

TOTAL:7.5
弱いDF、反則のようなOF。ダンジーが来ても最後まで収支バランスは改善されてません。もう、ここは行くべき所まで行くしかないか、と。地区が緩いこともあるんで、宿敵であるNE一本に絞っても問題はありません。プレイオフで血みどろの殴り合いに持ち込めれば勝利の可能性はあります。ペイトン氏もあいつら倒さなきゃ、本当のトップQBにはなれないでしょう。QBはパス投げるだけじゃねえんだよ。


1.IND爆撃機 確実。ここで優勝できなかったら、スーパーは無理。
2.JACジャガーズ 消去法。フレッド・テイラー機械化計画。
3.HOUテキサンズ サックされて頬を赤らめるカー
4.TENのサティアン 今年はさすがに無理っぽーい。


AFC西◆

■DENブロンコス

数々の 素晴らしいプレー ありがとう

OF:7.0
のっけからライス引退で既に葬式のような雰囲気が漂っておりますが、気を取り直して欲しいものです。ライスさんお疲れ様でした(私信)。ともあれ、ライスが抜けてもあまり影響ありません。QBプラマーは波は激しいものの爆発力は秘めていますし、WRは地味に強力。RBは相変わらずわけがわからないほどたくさんいますし、ここはランのブロックがとてもいいので、誰は知っても1000は固い。いいんじゃないですか。

DF:6.5
なかなか強力。トータルでは4位という好成績を残しております。適所に人材をそろえ、穴がありません。ただ、気になるのは、ヤードでは4位なのに、スコアで9位というアンバランスな構図。レッドゾーンでの集中力、ポカを消すということが大事。つまり、ジョン・リンチ、マーク見失うんじゃねえぞ、ってことです。失点減らせば、もう一段階上に。

TOTAL:7.0
毎年期待させながら、たいしたことのないDENですが、今年はそこそこ行くんじゃないでしょうか。レッドゾーンでのDFも含め、要所を締めることが肝要かと。そうすれば、去年大恥掻いたプレーオフでもいい線いくでしょう。Pにサワーブランが加入した事もでかい。こいつ確かアラスカで石油掘ってたんでしたっけ。勝つためにはこういうスペシャルチームの爆発も必要です。まさに爆発。


■KC無刀流

ともかくも 殴り倒せば いいんだろ?

OF:8.5
メンバーほぼ入れ代わりなし。更にWRにはフレディ・ビッグマウス・ミッチェルが加入。ますますわけがわからないOFになりました。ホームズのラン、TEゴンザレスと止めようがないが、このチームがぽんぽん点取りすぎることは命取り。もうちょっとボールコントロールを考えないと、守備が苦しい。まあ、それはデニウソンボランチでボールさばけって言うのと同じなんですけど。要するに無理。ここは一発開き直って、取れるだけ取る片道切符でいけるとこまでいってしまえばいいんじゃないでしょうか。たぶん火星あたりには行けると思います。

DF:5.5
トータル31位。もう男らしいったらありゃしない。裸。勃起。のっけたタオルがむくーって。失礼。もうなにやっても全然駄目そうなので、いっそのこと「しない」ってのはどうでしょうか。「俺、しないよ、ディフェンス?だって苦手だもん」と一昔前の南米ゲームメーカーのような風情を醸し出してはどうでしょうか。サーティンとナイトが加入しましたが、焼け石に水、という気も。あ、でもLBにケンドール・ベルもいるのね。いけるかも。どっちなんだ。

TOTAL:7.0
去年は下手に守備のことなんか考えたから、駄目だったんです。ジオンビーに流し打ちさせても無理なんです。もう開き直ってばんばんいってしまいましょー。バランスなんかくそくらえ。今年はWRとしての負担が減ったダンテ・ホールの爆発も見れそうですし、フットボール場を破壊するくらいの気合を見せてもらいたいものです。



■OAKもう何がなんだか

あまりにも チームカラーに 合いすぎだろ

OF:7.5
ついにきましたランディ・モス。もう似合いすぎ。黒と銀とか最高。サップとかコリンズ以上のフィット感。アル久々の大ヒット。これでヤンキースのシェフィールドを入れれば完璧です。さて、まじめな話。モス&ポーターに鉄砲肩コリンズの相性は抜群。リーグを席巻するんではないでしょうか。それと去年しおしおだったランOFも改善。ゼラウェイじゃしおしおにならざるをえないと思いますが、今季はそこにラモント・ジョーダンを補強。マーティンの影として500ヤードも走ってます。こりゃ、今年はいけそう。

DF:5.5
盛大に補強したOFとは対照的に、非常に苦しいDF。DBからはブキャナンが抜け、ウッドソン頼み。LB、DLも平均的なユニット。OAK移籍後に明らかにパフォーマンスを落としたサップは年齢の衰えもあるのか。彼が奮起しなければ、躍進は望めません。

TOTAL:6.5
2年目のノーブ・ターナーは去年なぜか総帥アルの粛清を免れました。なんででしょう。今年は得意のOFが機能しそうなので、いけるんではないですか。DFは忘れましょう。本当の正念場なので、もし今年失敗したら春先にハドソン湾にぷかぷか、ということにもなりかねません。


■SDチャージャーズ

確変が 終了したら ただの人

OF:7.0
去年大ブレイクのQBブリーズ。ここまでやるとは、誰も本人でさえも思ってなかったんではないでしょうか。シンデレラの魔法が解けて、今年はいかに。スタッツが軒並み下がるのは仕方がないと思いますが、それでも勝てるかどうか。駄目っぽい。RBゴムマリ・トムソソソソはパーフェクト。おまえTEじゃねえだろゲイツも堅実。勝てるか、駄目だろう。なんかこのチーム2年連続とか駄目そう。

DF:6.0
ラン3位、パス31位、TOTAL18位という男らしい数字。こういうのってランDFが強力だから、相手チーム投げまくって、余計に数字を助長したりするのよね。今年は改善されるでしょうか。どうもサンディエゴという土地柄から西海岸のアバウトな守備という連想をしてしまうので、そんなにはよくならないはずです。大物も加入してませんし。昨年並。

TOTAL:6.5
去年は出来すぎ。プレーオフでも腰抜けショッテンハイマーの例に漏れず、あっけなく敗退。今年はプレイオフ出られないんじゃないでしょうか。なんというかシンデレラは翌年苦しむ、という自然の摂理にも似た不文律がありますので、その法則を破らないためにも、痛い目見てください。



1.OAKなにやらさっぱり 今年はいける。コリンズの長距離爆撃炸裂。
2.DENブロンコス ライスに捧げるマイルハイブルース
3.KCチーフス 弾幕薄い!なにやってんの!
4.SDチャージャーズ 今年は死んでいてください。



さて、プレーオフですが
NE、PIT、IND、OAKが出場。
ワイルドカードでDEN、BAL。もしくはKC。
正直、NEが強いと思いますが、ここはPITを押します。理由はありません。HFAを取れれば。