2003シーズン(3) 〜AFC南地区〜

 あまり興味がない地区なので適当です。

  • 2弱2微妙…AFC南地区

 2弱はともかく2強とは言いたくない、そんなアンニュイな夜。

 私の中ではNYジェッツとキャラがかぶっているTEN。スタッツ的にはこれといって見るところなし、小さいけど勇敢なエースWR、RBの酷使。でも勝負強さだけで勝つ。勝負強いって何でしょう。RBジョージは磨耗が激しくもうズルズル、ただでさえへっぽこのWR陣はダイソンが抜けてもうグダグダ。それでも導師フィッシャーHCが手をかざすだけで、あら不思議。医者がサジを投げた病もピタリと治るのです。ありがたや。このオフにはオーナーからお布施ボったくったようですので、途端に成績落ちたりしたらインチキ宗教呼ばわりされること確実。なので、今年もフィッシャーが奇跡を起こすでしょう。あのヒゲとかお守りとして高値で売ったらいいと思います。去年:11勝5敗→今年予想:11勝5敗、地区優勝。

 攻撃偏重過ぎてプレイオフで勝ち切れないチームに、守備偏重のヘッドコーチが就任したら。どっちつかずになってやっぱり勝ち切れないままだったIND。もうコーチが悪いとかじゃなくて、インディアナポリスという土地が悪いんじゃないでしょうか。風水的に。「ヤング・トリプレッツ」は、依然としてプレイオフ未勝利。これでは栄光のアメリカズ・チームを支えた「トリプレッツ」の称号を完全襲名するわけにもいかず、かといってもうヤングという歳でもない。どう呼んだらいいのか困るような微妙な雰囲気が漂ってます。ここ2年、不本意な成績に終わったRBジェイムズが完全復活しさえすれば、堅い守備と堅い攻撃というダンジーHCお得意の戦術も採れるのですが、完全復活しないから問題なわけです。ジェイムズの落ち込み方には、スーパー進出したところで真っ白な灰となったATLのジャマール・アンダーソンと似たものを感じます。去年:10勝6敗→今年:7勝9敗。

 ついに、本当についにという感じで老コフリン軍事政権に幕が降りたJAX。これでQBブルネルも「羅刹の家」状態から解放される、と思ったら。羽を伸ばす暇もなく今年はドラフト1巡指名のQBレフトウィッチに先発の座を脅かされることになってるみたいです。ファンも末期はドロドロだったコフリン体制のイメージを忘れたいあまり、先発QBも新顔を望んでそうです。不憫、ブルネル。新体制のもと、補強はまずまず。PHIの番人DEヒュー・ダグラスを獲得。更にマッカーデル以降、課題だったWRスミスの相方もJJ、ヘイズ、ロケットとたっぷり確保。が、肝心のスミスが薬物違反で開幕4試合出場停止。この噛み合わなさがチームの状態を表してるのでは。頼りにしたいRBテイラーは、過去を振り返ると。98年:1223y、99年:732y、00年:1399y、01年:116y、02年:1314y。この笑えるくらい極端な隔年選手っぷりはどうでしょう。工藤を超えました。今年はお休みの年ですから期待出来ません。去年:6勝10敗→今年:5勝11敗。

 「史上最強のエキスパンション」と呼ばれながら、終わって見れば4勝。例年並のエキスパンションでしたHOU。「今年のカゼはタチが悪い」並の噂だったみたいです。エキスパンションドラフトで真っ先に獲得したOTボセリが全く使えないまま引退というのが最大の誤算でしたか。今年は戦力的には上積みがありそうですが、その代わりにスケジュールがぐっとキツくなるのが厳しい(対戦チーム勝率はキツい方から7番目)。プラス要素とマイナス要素、差し引きゼロで去年と同じくらいの勝ち星に留まりそう。去年:4勝12敗→今年:4勝12敗。

1位 TENタイタンズ(フィッシャーフィッシャーフィシャフィシャフィッシャー)
2位 INDコルツ(WASとHC交換したら?)
3位 JAXジャガーズ(ブルネルは来年DEN行きとか)
4位 HOUテキサンズ(カーってどうなの)

  • タカクさんの予想

んー、中途半端。

NFLで唯一、団結力を武器とするタイタンズ。フィッシャー組長、マクネア若頭を中心に、鉄の結束力を発揮します。コーザ・ノストラ。色々放出して戦力ダウンですが、そんなものは物ともしません。よく働くワイチェクとマクネアの常識外れた勝負強さがあれば、何もいりません。後、エディもいるか。しかし、なんだろね、このチームは。不思議。ディフェンスは強いけど。プレーオフに出ると恐怖のチームに変貌する可能性大。

いよいよ再編期突入のジャガーズ。強面で鳴らしたコフリンを解雇、ブルネルの後任レフトウィッチをドラフトするなど大鉈を振るってます。新たに招聘されたHCはジャック・デルリオ。何人だよ。しかし、再編期かと思いきや、ヒュー・ダグラスなどベテランを加入させてる。なんじゃこりゃ。何がやりたいのかよくわからないので、しばらくは期待できないと思います。

去年は大コケして俺もコケさせたコルツ。今年もコケ感満点。DFは強くなったと言われるけれど、ジェッツ相手に41点取られるのが強いのかどうか。しかもその試合で0点に抑えられたトリプレッツも如何なものか。トリプレッツ、というより、マニングに多少の疑問符がついてしまったので、今年はそれを払拭する活躍を期待。レッスン1インターセプトを減らそう、から始めるといいと思います。後、エジャリンは髪切れ。

テキサンズ。ディヴィッド・カー。以上。

1.タイタンズ 意味不明の勝負強さ。プレーオフからが本番。
2.コルツ マニングっていうとやっぱりクリッパーズのマニングを思い出すよね。
3.テキサンズ 誰だよRBマックって。
4.ジャガーズ 無理。